ごあいさつ
社会福祉法人 さざんか会 笹川なずな工房
施設長 荒井 道貴
ここ笹川は、講談や浪曲で知られる「天保水滸伝(てんぽうすいこでん)」…笹川繁蔵一家や平手造酒で知られ、その昔江戸までの利根川における川運の要所として栄えてきました。
また、当地で創業300年近い醤油倉はNHKドラマ「澪つくし」で有名になりました。
「笹川なずな工房」の名前は、日本の障害児教育・福祉の教育にとっての草分け的な存在である近藤原理先生(注1)より頂戴をし、当施設の精神となっております。
「笹川なずな工房」では「社会就労センター:セルプ」(注2)として、社会的な偏見や誤解の多い障害のあるため働く意欲がありながら就業するチャンスに恵まれない人たちが、社会的自立のための訓練を行い、経済的自立を支援するための生産活動・販売活動を行っております。
地域で暮らす仲間とのふれあいを通じ、出会い、交流し互いに助け合い自立し共生していくこの福祉事業が、少しでも地域社会における福祉の推進のお役に立てるよう努力する次第です。
どうぞ「笹川なずな工房」、そしてセルプへのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
注1
1962年に自宅を開放して、知的障害者や自閉症など様々な障害者と共に暮らす「なずな園」を開設。常時10名前後を受け入れ、農牧作業など普通の家庭的な共同生活を続けてきた。
障害者と「ともに歩む」から「ともに育つ」へ,そして「ともに生き、ともに老いる」まで障害児教育の歩みのなか切り拓いてきた「なずな園」の記録は学ぶべき実践の宝庫です。
注2
SELP(セルプ)support of Employment, Living and Participation
障害があるために職業的ハンディキャップのある人たちが自立を目指して働くことに挑戦する活動を行うこと、及びその為の支援を組織的に行う活動や場所を意味します。
長く使われてきた「授産施設」の名称は1995年に「社会就労センター:セルプ」と改められ、社会参加や社会就労を基軸に積極的に変革発展、躍進する事業体として活動をしています。